土地ありで家を建てる費用の目安と節約方法「住まいの売買相談窓口」

- 地盤改良費：地盤が緩んでいる場合に行う、家を支えられるように地盤を強固にする費用
- 整地費：土地の表面が平らでない場合に行う、表面を平らにならしたあと固める費用
- 盛土費：土地が道路より低い場合に行う、新たな土を足したうえで土地を平らにする費用
土地の整備費用の相場は、数十万円～数百万円と開きがあります。土地の状態を調査し、複数の業者に見積もりを取ることで、正確な費用を把握することができます。
諸経費
諸経費は、家を建てる際に発生する付随する費用です。諸経費の相場は、費用総額の10～15％程度です。諸経費には、以下のような費用が含まれます。
- 設計料：家の設計を行う費用。建築費の10～15％が目安
- ガスや上下水道の引き込み工事費：家にガスや水道を引き込むための費用。30～50万円が目安
- 不動産取得税：家を建てたことによる税金。建物の評価額から1,200万円を引いた額の3％が目安
- 建物の所有権保存登記費用：家の所有権を登記するための費用。新築建物評価額の0.4％が目安
- 司法書士の報酬：登記を代行する司法書士に支払う費用。20万円程度が目安
諸経費は、ローンを利用する場合は、このほかにローン手数料などもかかるため、余裕を持って予算を立てておく必要があります。

土地ありで家を建てる費用を節約する方法
土地ありで家を建てる費用を節約する方法は、以下のようなものがあります。
- 建てたい家の優先順位を決める：家の規模やデザイン、仕様などにはそれぞれ費用がかかります。自分の希望と予算を照らし合わせて、妥協できる点とできない点を明確にしましょう。
- シンプルな形状にする：家の形状が複雑になるほど、建築費用が高くなります。角や凹凸が少なく、四角い形状の家にすることで、費用を抑えることができます。
- 複数のハウスメーカーや工務店に相談する：家を建てる業者によって、見積もりや提案が異なります。

複数の業者に相談して、自分に合った業者を選ぶことで、無駄な費用を避けることができます。